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アーティスト達が繋がる場として、ギャラリー兼水煙草屋さんの設計、施工を行った。その名も「カルチャークラブ( 通称: カルクラ)」。ギャラリー機能を抱え、あらゆるゆとりが求められていた。座席や動線のゆとり、アーティストの個性を受け入れるゆとり、自主施工するだけの技術的、時間的ゆとり。
塗りムラのある壁は素人技術の限界を突きつけるが、そのムラを背景に水煙草の煙がより複雑で幻想的に揺れ動く。煌びやかな照明がないことで、燃える炭の滲むような赤色に瞳が奪われる。何かに貧しいことが、時には豊かさを生むことを忘れないでいたい。
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Sketch
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